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「〆張餅(しめはりもち)」をご存知ですか?

いよいよお餅の季節です。
都会では、お正月くらいにしか食べる機会がないと思いますが、
そんな折角のチャンスには、
格別に美味しいお餅を選んでください。

さて越後のお餅といえば「黄金餅(こがねもち)」が有名です。
もちろんよしかわでも栽培されていますが、
実はもっと凄いお餅があるのです。

網〆張餅

それは「〆張餅」。
めったに耳にしない名前ですがそれもそのはず。
昭和の初めに姿を消した、<幻の餅>だからです。

「〆張餅」は、抜群のコシと滑らかさ、強い粘りで快適な噛み心地があり、
自然な甘さと旨みは心地よく、
中から輝くような白さとツヤがあって、
米の香りや焼いたときの香ばしさは独特、
香りも食味もルックスも最高のお餅でした。

しかし背が高くなるため病害虫や風雨に弱く、
栽培には手間がかかる品種でした。
人口の都会への流出や徴兵などで男手がとられて疲弊した
昭和初年の農家ではもはや手に負えず、
栽培されることはなくなってしまったのです。

戦後になっても、
栽培が容易な品種が開発されたため、
もはや復活することはありませんでした。

正月のたびに、お餅を食べながらの老人たちの話題は、
「消えてしまった〆張餅」。「あれは美味しかった」。
よしかわの人々は〆張餅の美味しさを忘れられなかったのです。

もはや絶滅と思われた〆張餅でしたが、
一部の農家に数粒の種籾が保存されていたのが発見され、
それが復活のきっかけになりました。

〆張餅

よしかわでは現在、〆張餅を「永田農法」で育てています。
できるだけ水や肥料を与えず、稲の根を伸ばさせて自力で栄養を吸収させ、
健全な稲を育てる、という農法です。
毎日のように稲の状態をチェックし、生育状況に応じて水や肥料を与えるという、
手のかかる育て方ですが、
このため、稲の背は低くなり、また病害にも強く倒伏しにくくなります。
また、余分なタンパク質や脂肪ができず、食味の良い米ができるのです。

伝統の美味しさを永田農法で蘇らせた、
よしかわ産「〆張餅」を、ぜひお試しください。

★よしかわ産「〆張餅」に関するお問い合わせ・ご購入のお申込は・・
℡:025-548-2331 よしかわ杜氏の郷

越後よしかわ杜氏の郷


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toujinosato

Author:toujinosato
上越市吉川区の蔵元です。
永田農法で最高品質の酒米を育て、地元のブナ原生林の湧水を使い、江戸時代から続く吉川杜氏の技術で、米・水・技術すべてが100%地元産の「真の越後地酒」を作り、味噌・醤油、蕎麦などの伝統食品やジェラートなど、よしかわの美味しさを発信しています。

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