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よしかわの春野菜~トウナ(苔菜)

吉川では、
雪解けの季節の春野菜といえば、「トウナ」。

冬の間私達の舌を楽しませてくれた「オータムポエム」の退場と
入れ替りに出回り始めます。

この季節には雪の下に埋めて保存した野菜が無くなるころ。
ちょうどそんな時に登場する葉物野菜として昔から重宝されました。
雪深い上越の暮らしと切っても切り離せない野菜なのです。

トウナ1

「トウナ」はオータムポエム同様、アブラナ科の植物。
小松菜の仲間です。
早秋に種蒔きをし、苗にしてから畑に移植します。
雪の下で冬を越し、雪が解けて日光を浴びると新芽が脇芽となって次々と出てきます。
この新芽を摘んで食べるわけです。
「トウナ」の「トウ」は「塔が立つ」の意味なのです。

豊かな甘さと独特のほろ苦さが特徴で、
私達にとっては、まさに「春の味わい」。
トウナとともに春の訪れを実感するのです。

トウナ3
↑これが「塔(花芽)」。花の蕾が付いてから摘んでいきます。

寒冷地で美味しく育つ「トウナ」は、上越では江戸時代の昔から育てられてきました。
独特の甘さは、雪の中でも凍らないように葉や茎に糖分が集まるため。
寒さがあってこそ美味しくなるわけです。
美味しいだけでなく、
ビタミンCや、最近の研究ではポリフェノールも豊富なことがわかっています。
長い間、この地域の人々の春の生活を養ってきた、
栄養豊富で貴重な緑黄色野菜なのです。

トウナ2
↑花の蕾です。これくらいから多少花が咲く頃までにかけてが食べごろ。

お浸し、煮物、漬物に、あるいはそのまま炒めて、
と食べ方のバリエーションが多いのもうれしいのも「トウナ」のいいところ。
茎の柔らかさと甘さ、アクのなさが小松菜にはない特徴です。

雪深い上越ならではの春野菜、「トウナ」。
よしかわをご訪問の際にはぜひお試しください。
「四季彩の郷」では5月ごろまで、
よしかわの農家が腕によりをかけて育てたトウナをお買い求めいただけます。

越後よしかわ杜氏の郷
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toujinosato

Author:toujinosato
上越市吉川区の蔵元です。
永田農法で最高品質の酒米を育て、地元のブナ原生林の湧水を使い、江戸時代から続く吉川杜氏の技術で、米・水・技術すべてが100%地元産の「真の越後地酒」を作り、味噌・醤油、蕎麦などの伝統食品やジェラートなど、よしかわの美味しさを発信しています。

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