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「にいがた酒の陣」、今年も大盛況!

今年で6回目を迎えた「にいがた酒の陣」に、
よしかわ杜氏の郷も参加してきました。

県内92の蔵元が参集し、500以上の銘柄が飲み比べられるこのイベント、
全国の日本酒好きの人たちにすっかり定着しており、
各地での試飲販売の際に「酒の陣に行ったよ」と仰るお客様も多くなっています。

最初は5万人だった入場者も年々増加し、
今年は生憎の風雨にも関わらず前年より1000人多い7万8000人のご参加を頂きました。

前回より蕎麦やお寿司など食事のできる店舗も増設し、
新潟独自の新品種酒米「越淡麗」で造ったお酒を楽しむ「越淡麗バー」、
ドラマ天地人にちなんで戦国時代のお酒を再現した「戦国武将の酒」試飲コーナーなど、
イベントも増えて、この催しならではの、
ゆったりとお酒を楽しむ雰囲気がもっと強くなった感じです。
「試飲会」というのは、なにかと殺気立った雰囲気になってしまいがちなので、
これはとても貴重なことです。

酒の陣

私達のお酒を試飲されて、
「こんなお酒もあるんだねえ」とびっくりされる方が多いのはいつもながらのことですが、
好意的に捉えてくださる方が増えているように思います。

新潟のお酒といえば「淡麗」という言葉が出てきますが、
実は淡麗なのは中越や下越のお酒。
上越ではお酒は濃醇なものが好まれます。
私達のお酒も越後らしい濃醇さを持ち、しかもお米の味がしっかりしているので、
「新潟=淡麗」のイメージをお持ちのお客様には期待を裏切ることになります。
以前はこのことに違和感をお感じになる方が多かったのですが、
最近は「これは食事に合うね」「じっくり味わえるね」というご評価が増えました。
これも新潟のお酒の多様性を堪能できる「にいがた酒の陣」の効用でしょうか。

フランスでは、生産された畠ごと、また村ごとのワインの味を愛でる成熟したワイン文化があります。
日本酒の場合は、長い間大手の大量生産メーカーが市場を支配したため、
このような文化が芽生えることはありませんでした。
しかし新潟の92の酒蔵の飲み比べのためにこれだけの人々が集まり、
蔵ごとの味わいの違いを楽しむ姿を見ると、
地域ごとの気候や造りや米の種類の違いなどによるお酒の多様性を楽しむという、
新しい成熟時代の日本酒文化ができつつあるような胎動を感じます。

越後よしかわ杜氏の郷
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Author:toujinosato
上越市吉川区の蔵元です。
永田農法で最高品質の酒米を育て、地元のブナ原生林の湧水を使い、江戸時代から続く吉川杜氏の技術で、米・水・技術すべてが100%地元産の「真の越後地酒」を作り、味噌・醤油、蕎麦などの伝統食品やジェラートなど、よしかわの美味しさを発信しています。

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