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永田農法五百万石、順調に登熟中!

よしかわ杜氏の郷では、永田農法栽培で新潟を代表する酒米「五百万石」や、
最高級酒米の「山田錦」を育て、それを用いて日本酒を造っています。

永田農法で栽培することによって、糖度が高く、雑味の原因となる蛋白質が少なく、
また、適度な大きさの心白と精米や麹作りに最適な硬さを持つ酒米ができ、
それがお酒の質に反映するのです。

さて、8月2日の記事で五百万石の開花をご紹介しましたが、
それから約2週間、稲は登熟の時期の真っ只中です。
登熟とは、開花・受精後に子実が成長していくこと。
要するにお米粒が出来てから熟すまでの過程です。

よしかわの8月は登熟には絶好の気候となり、
五百万石はこのうえないほど順調な成育を見せています。
完熟状態を100とすると、現在はちょうど半分の50といったところでしょうか。
まだ籾の中は糊のように柔らかい状態です。
五百万石の穂
↑五百万石の稲穂 見事な充実振りを見せています。

ところで良いお米のできる登熟期の気候条件は、
1)日照が多いこと、
2)気温の寒暖差(日較差)が大きいこと
です。

日照が多く(雨が少なく)、寒暖差が大きいと、
夜間の稲の呼吸が抑えられて米粒が充実し、収量が多くなり、
また、澱粉が充分に蓄積されて糖度が高くなるのです。

よしかわでは、このところ日中は30度を越えることがありますが、
夜間から朝にかけては非常に涼しく(大きい寒暖差)、寝苦しい日は殆どないほどで、
雨も少なく、登熟にはうってつけの気候だったのです。
この時期の稲の管理は、
水田に水を入れるタイミングが、根の活力を維持する上でとても重要なのですが、
降雨も、稲が水を欲しがっている時にちょうど降ってくれる、といった具合。
稲にとってこれほどの好気象はめったにありません。

これからは台風の影響が心配な時期になりますが、
それさえ大丈夫なら、近年最高品質の酒米が出来そうです。

片田の水田
↑五百万石の水田(片田地区) バックには霊峰・尾神岳。すっかり秋らしい雲がたなびいています。

越後よしかわ杜氏の郷
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toujinosato

Author:toujinosato
上越市吉川区の蔵元です。
永田農法で最高品質の酒米を育て、地元のブナ原生林の湧水を使い、江戸時代から続く吉川杜氏の技術で、米・水・技術すべてが100%地元産の「真の越後地酒」を作り、味噌・醤油、蕎麦などの伝統食品やジェラートなど、よしかわの美味しさを発信しています。

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